2012年4月20日金曜日

納得できそうでできない事


プロジェクトメンバーの平均的スキルに合わせた設計、開発手法を選択するという事。
まあ必然と言えば必然なんだけど、本当にそれでいいのかと思う。
エンジニアのスキルが不足していることによって、最良の選択ができないとした場合、その『最良』を選択できなかったことの不利益を被るのは最終的にユーザだ。
ちゃんと使える要求管理をするとか、モデル駆動とか、すべてが大きなハードルでもない。100歩譲って『今わからないからやらない』は受け入れるとしても、明日、半年後、一年後はわかるようになっていないとずっと同じことを繰り返すことになる。これは誰にとっても不幸なことだ。
プロジェクトはエンジニアの技術追求の場ではないので、妥協チックに折り合いをつけることはたくさんあって当然だと思う。
ただ、その時に、これが現時点のベストだと納得しながらも、ほんのりと悔しさみたいなモノを感じる、そういうマインドをマネージャもエンジニアも持ったらいいと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿